膝痛は様々な種類があり、しっかりと見極めることが重要です。体格、年齢、遺伝、運動歴、姿勢、性別など色々な観点から見ていく必要があります。主に痛くなる箇所は膝の内側、前側で痛みを発することが多いです。
原因は様々です。痛みを起こす場所として骨・軟骨・半月板・靭帯・腱・神経・滑液包・滑膜ヒダなどが挙げられます。単体での痛みを起こすこともあれば、複数が同時に痛むこともあります。なぜそこが傷んでしまったのかを大元の原因を明らかにするために問診や触診が必要になります。大抵は痛みに対して抑え込む対症療法になりがちで結果に対しての対応が多いです。なぜそれが起こってしまったのか原因と場所を明らかにすることがとても重要です。
膝痛が発生する原因はさまざま存在するため、多角的な検査を行った上で、患者様一人ひとりの原因を明確にします。その上で、原因に対し最適な施術の提供を目指しています。必要に応じて複数の施術を組み合わせて、1日でも早く症状の改善を実現します。
鍼が特定のポイントに刺激を与えることで、血液循環が向上し、膝周辺の硬直した筋肉が緩和されます。この過程で、組織の酸素と栄養の供給が増加し、炎症の抑制が促されます。また、神経系を調整することで、脳から分泌されるエンドルフィンが増加し、自然な鎮痛作用が引き出されます。さらに、鍼は身体の自己治癒力を強化し、膝の機能回復を支援します。これらの効果が相まって、膝の痛みを和らげます。
膝の痛みは骨格の歪みや不良姿勢からくることが多く、これが膝関節に不均衡な負荷をかけて痛みを引き起こします。骨格矯正により、骨の位置を正しく整えることで、関節や筋肉への負担が均等に分散されます。これにより、膝の関節や周辺の筋肉のストレスが軽減し、膝痛が緩和されるとともに、正常な歩行や動作が回復します。
膝痛は筋肉の緊張や硬直、筋力の不均衡が原因で悪化することがあります。筋肉調整により、膝周辺の筋肉をほぐし、血流とリンパの循環を改善することで、筋肉の疲労物質が除去され、柔軟性が回復します。これにより、膝の関節にかかる負担が軽減され、痛みや炎症が緩和されるため、膝の動きや機能が改善されます。
大半の膝痛の末路は変形性膝関節症になってしまい、可動域が狭まり、筋力低下が著しく、痛みが増してしまいます。この期間が長くなると関節の「拘縮」を起こし筋・腱が硬く可動域に制限が強くなります。変形も重度になると関節「強直」と言って骨・軟骨がくっついてしまい固まり全く動かなくなります。拘縮は長期間のリハビリで良くすることが可能ですが、気力体力が必要です。強直の場合は手術で人工関節にするしかありません。手術をせずに過ごす為には硬くなりやすい筋肉を柔らかくすることが大事です。
接骨院で膝の痛みが改善することはあります。今までにも多くのお悩みを抱えた方の膝を見させて頂きました。独自の方法で膝へのアプローチを行いますので、もっと良くなりたい方や良くなるのを諦めてしまった方も一度ご相談いただきたく存じます。
膝痛も様々ですので、状態や程度により期間が異なります。痛みの程度が下がった・落ち着いたと言っていただけるまでに3~6回程の回数を頂くことが多いと思います。期間では1~3カ月のうちに大幅に改善していきます。
身体の中をレントゲンやMRIなどで精査してもらいたい人は、整形外科の受診をおすすめします。接骨院では画像診断などの医療行為はできませんが、「施術」で症状を改善に向かわせることが可能です。 薬に頼りたくない人や、手術を避けたい方など自然治癒力を高めて良くなりたい方には向いていると思います。
状態に応じて対処を変える必要があります。痛みが強い・鋭い痛み・急に痛くなった場合は氷のう・氷枕などで冷却することをオススメします。痛みが持続的・にぶい痛み(鈍痛)・膝が重い場合はカイロ・蒸しタオルなどで加熱することをオススメします。ちなみに冷・温湿布はあくまで鎮痛消炎がメインの効能なので辛い時はどちらを使ってもすぐの変化はあまり期待できません。
膝痛が出たら基本的には「安静」を第一選択にしてください。歩き回る・散歩をするのであれば痛みが落ち着いてからにしましょう。動いていないと筋力が落ちてしまうと考える方もいらっしゃいますが、痛みが落ち着くまで待っても筋力が落ちることはありませんのでご安心ください。
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ミツカル接骨院 院長
𠮷原 幸治
高校卒業後、柔道整復師国家試験に合格し、1年後にははり師・きゅう師国家試験に合格。有限会社やまがたに入社後、静岡県東部の接骨院、静岡市内接骨院に勤務し学園みずほ接骨院で院長を経験後、2022年3月にMARK IS 静岡にてミツカル接骨院を開院。現在は接骨院にて接骨業だけでなく鍼灸施術、ちびっこはり(子ども向け)と幅広い施術を行う。
保有資格
柔道整復師、はり師・きゅう師、認定卒後臨床研修指導柔道整復師認定、ちびっこはり勉強会修了
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