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交通事故による捻挫

交通事故による捻挫について

交通事故によって捻挫が生じることがあります。捻挫とは、関節周囲の靭帯が過度に伸展やねじれを受けた結果、骨以外の関節周囲を構成する靭帯(骨と骨を繋ぐバンド)、関節包、腱、筋肉などが怪我をすることです。関節に力が加わって起こるケガのうち、骨折や脱臼を除いたもの、つまりX線(レントゲン)で異常がない関節のケガは捻挫という診断になります。また、交通事故による捻挫は、特に関節部への衝撃や、急激な動きによって引き起こされることが多いです。

交通事故による捻挫の症状と、その種類

捻挫によって、関節周囲や付近に痛みが生じます。痛みは軽度から中等度で、動かしたり負荷をかけたりすると増悪することがあります。

炎症と腫れ

捻挫後、関節周囲に発赤や腫れが生じることがあります。この状態は炎症の反応であり、血液や体液の集まりによって引き起こされます。

関節周囲の筋肉の緊張

捻挫が起こると、関節周囲の靭帯が伸ばされ筋肉の伸縮が繰り返されることで、筋肉に損傷が生じ筋緊張が生まれます。炎症が併発していることが多く、荷重痛や疼痛、動作痛が出ます。

関節の不安定感

捻挫により靭帯が損傷すると、関節の安定性が低下するため不安定感やぐらつきを感じることがあります。

関節の可動域制限

捻挫後は、関節の可動域が制限されることがあります。痛みや腫れ、靭帯の損傷による制約が関節の動きを制限する要因となります。

捻挫の種類

顎関節捻挫

交通事故により頭部を横に大きく揺さぶられたときや、バイク・自転車での交通事故の際、横転や転倒で顔や頭を打ったときに顎の関節を捻挫することがあり、口が開けられない「開口制限」が発生します。症状は遅れて気づく場合もあります。

頚部捻挫

頚部捻挫はむち打ち(頸椎捻挫型)と同義で、頚椎(首の骨)の靭帯や関節の軟部組織が損傷を受けることで発症します。主な症状は首や肩、背中にかけての痛みです。

肩関節捻挫

交通事故による追突や衝撃によって、運転席でハンドルを握っていた場合、後方または側方からの外力が加わり、肩関節を捻挫することがあります。助手席や後部座席でも、側方や後方からの衝撃によって体が揺さぶられ、ドアに体を打ったり、衝撃に対して体を制止したりすることで、肩関節の捻挫を起こすことがあります。

肘関節捻挫

交通事故で急にハンドルを切ったり体を制止した場合、肘に外力が加わり捻挫を起こすことが多いです。肘関節をサポートしている靭帯が損傷します。

手関節捻挫

交通事故によって手首に負荷がかかり、手首の靭帯や軟骨を損傷してしまいます。ハンドルを強く握った際に多くみられます。バイク・自転車での交通事故においても転倒・横転をして手をついた際に手関節を捻挫することがあります。

腰部捻挫

追突事故などで衝撃が加わった際、腰の関節が捻挫を起こしたり、筋肉が損傷を受けたりします。時速10㎞の事故でも、腰の辛さを訴える方もいらっしゃいます。やはりこちらもレントゲンで異常が見られないことが多いです。交通事故による外傷や衝撃によって、椎間板の損傷、腰部椎体関節・腰仙関節の捻挫を起こすことで痛みが発生することがあります。

股関節捻挫

急ブレーキを強く踏んだまま追突の衝撃を受けることで、股関節が損傷します。膝からの衝撃で股関節を損傷するケースもあります。バイクや自転車での交通事故の場合、転倒時や転倒を防止するために足をついた際、股関節の捻挫を起こします。

膝関節捻挫

交通事故の衝撃で揺さぶられた体を止める際やブレーキを踏み込む際に、膝を捻挫してしまうことがあります。また、バイクや自転車での交通事故の場合も、転倒・横転、踏ん張った際に衝撃に耐え切れずに膝の捻挫を起こします。衝撃や、転倒などの外力のかかる方向により損傷部位は変わりますが、膝蓋靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯を損傷している可能性があります。

足関節捻挫

足の捻挫(足関節及び足部の捻挫)は、歩行中や、自転車やバイクの運転中などに転倒して着地した際に起こります。つま先が下を向いた状態で内側に足首をひねる動作(内がえし)で過剰な力が加わって捻挫することが最も多く、その場合には足首の外側が伸ばされて前距腓靭帯(距骨と踵骨を結ぶ強い靱帯前面)が損傷します。外力の程度が強ければ踵腓靭帯(腓骨と踵骨を結ぶ強い靱帯)をさらに損傷することもあります。

交通事故による捻挫の施術

捻挫の施術では、急性期であればまず患部を固定・冷却・圧迫する処置をとります。また、患部を心臓より高い位置に挙げることで内出血の悪化を防ぎます。炎症消失後、マッサージや低周波、温熱療法を用いて患部の血流を促進し、関節拘縮を防ぎ、関節運動など必要に応じてリハビリを行います。

捻挫の重症度

捻挫には1度から3度までの重症度があり、重症度により処置の方法が変わります。

1度損傷

1度損傷は靭帯の一部が損傷している状態です。RICE(安静・冷却・圧迫・挙上)を行い、テーピングやサポーター、手技療法、矯正施術で衝撃で歪んでしまった関節を整えます。

2度損傷

2度損傷では靭帯の部分損傷が発生している危険性があります。損傷部位周辺や関節に腫れが起き、関節の可動域が制限されます。腫れや痛みの程度によっては医師の診察、画像診断が必要な場合もあります。

3度損傷

3度損傷では靭帯の完全断裂が疑われます。関節を動かすことができず不安定になり、圧痛、腫れ、熱感、皮下出血の症状が強いです。損傷部位によりますが、自力での歩行は困難になり、強固な固定もしくは医師による靭帯の縫合手術をする可能性があります。

交通事故で共通していることは、事故の衝撃により大きく骨格が歪むことです。歪んだ骨を正しい位置に戻して可動域を増やし、後遺症の残らない身体にします。

交通事故による捻挫に関連する症状

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ミツカル接骨院 院長 𠮷原 幸治
監修者

ミツカル接骨院 院長
𠮷原 幸治

高校卒業後、柔道整復師国家試験に合格し、1年後にははり師・きゅう師国家試験に合格。有限会社やまがたに入社後、静岡県東部の接骨院、静岡市内接骨院に勤務し学園みずほ接骨院で院長を経験後、2022年3月にMARK IS 静岡にてミツカル接骨院を開院。現在は接骨院にて接骨業だけでなく鍼灸施術、ちびっこはり(子ども向け)と幅広い施術を行う。

保有資格
柔道整復師、はり師・きゅう師、認定卒後臨床研修指導柔道整復師認定、ちびっこはり勉強会修了

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